プリンス・オブ・ストライド 01―up the wind and drive you (シルフコミックス 43-1 VISUAL NOVEL SERIES)

著者 :
制作 : 曽我部修司[FiFS] 
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2012年11月22日発売)
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感想 : 3
4

6人1チームで戦うスポーツ「ストライド」、5人の「ランナー」がそれぞれの持ち場を全力で駆け抜け、「リレーショナー」の指示でハイタッチを交わしながらリレーして行く競技。
そのコースは街中に設けられ、試合中は街全体を巻き込んでフェスのように盛り上がる。
主人公・桜井奈々は、ストライドに憧れて北海道から上京、ストライドの名門である方南学園に入学するが、かつての強豪ストライド部は事実上の休部状態だった。
奈々は、中学ストライドのエース・藤原尊や、運動神経抜群の八神陸らと共に、部の立て直しを目指して奮闘する。

「ストライド」という架空のスポーツが題材になっている、青春物語。
このストライド、街中を走り回ることや、ガードレールなどがそのままギミックとなること、ハイタッチすることでバトンを繋ぐなどとにかく凄く楽しそう!
物語では吉祥寺駅周辺がコースに設定されており、実在の地名が出てくることでリアリティが増して何だかわくわくしてしまう。
ビジュアルノベルというだけあって、挿し絵がかなり多く、視覚的にも楽しめます。
文章とイラストで読んでも十分楽しいですが、街中を駆け抜けて高速スピードでハイタッチ、というのは映像化したら臨場感が増してもっと面白そうだなぁと個人的には思います。
休部状態の原因となった一年前の「ある事件」や、陸の兄で高校ストライド最強ランナーと謳われる八神巴の存在など、まだ詳細が明かされない問題が気になる。
続きがとても楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他小説
感想投稿日 : 2013年1月14日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年1月14日

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