パーム (29) 午前の光 (3) (ウィングス・コミックス)

著者 :
  • 新書館 (2006年10月25日発売)
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本棚登録 : 86
感想 : 9
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最後の探偵編。
これから、4年後に物語は終わる。それは、多分、決定されたこと。

ジェームズは、4年後の終わりを見据えて物事を動かしているところがある気がします。だから、「ジェームズ・ブライアンの真実」は、彼が生きている間に処理をしなければならなかった。

でも、そう考えると、彼がジョイを受け入れる気になったことの理由は、わたしには見えないのですが。「終わり」よりも先が、彼には見えているのかもしれません。

いつ終わっても、老いても若くても、それは蜜月旅行のうちに終わってしまうということなのでしょうか。

「蜘蛛の文様」は、過去編になるそうです。そうすると、「TASK」で4年の時間が過ぎるか?
なんとなく、何年かすぎた後の舞台が「TASK」という気もします。

はやく続きが読みたいな様な、終わって欲しくないような。
そんな物語です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミックス
感想投稿日 : 2008年8月11日
読了日 : 2008年8月11日
本棚登録日 : 2010年8月2日

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