「せかいいち うつくしい ぼくの村」の続編。
実は、前日譚だとも聞いていたのですが、真相は、ちょっと違ったみたいです。
「せかいいち うつくしい ぼくの村」では、語られなかった「秋」のエピソードが中心です。
今回は、ヤモが主人公ではなくて、ミラドーという少年が主人公です。
ミラドーが村からでていくお話です。
ミラドーは、サーカスについて行くのですが、やっぱり人々は暖かくて、優しくて、貧しくはあるのですが、悲惨な感じはありません。
そして、ラストシーンは、「せかいいち うつくしい ぼくの村」のラストシーンにかぶるのですが、救いがかかれています。
次の「せかいいち うつくしい村へ かえる」に続いていく、希望のあるラストシーンです。
衝撃度は減ってしまっていますが、やはり、こういう未来が暗示されている方が好きです。その分、実はこっちの方が残酷なのかもしれませんが。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2009年10月29日
- 読了日 : 2009年10月29日
- 本棚登録日 : 2009年10月29日
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