ぼくの村にサーカスがきた (えほんはともだち 45)

著者 :
  • ポプラ社 (1996年11月25日発売)
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本棚登録 : 181
感想 : 14
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「せかいいち うつくしい ぼくの村」の続編。
実は、前日譚だとも聞いていたのですが、真相は、ちょっと違ったみたいです。

「せかいいち うつくしい ぼくの村」では、語られなかった「秋」のエピソードが中心です。

今回は、ヤモが主人公ではなくて、ミラドーという少年が主人公です。
ミラドーが村からでていくお話です。

ミラドーは、サーカスについて行くのですが、やっぱり人々は暖かくて、優しくて、貧しくはあるのですが、悲惨な感じはありません。

そして、ラストシーンは、「せかいいち うつくしい ぼくの村」のラストシーンにかぶるのですが、救いがかかれています。

次の「せかいいち うつくしい村へ かえる」に続いていく、希望のあるラストシーンです。

衝撃度は減ってしまっていますが、やはり、こういう未来が暗示されている方が好きです。その分、実はこっちの方が残酷なのかもしれませんが。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2009年10月29日
読了日 : 2009年10月29日
本棚登録日 : 2009年10月29日

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