あぁ、言われてみれば確かに。
これ、映画見た直後のモヤモヤを、ものすごく理論的に理解させてくれる。
そして、岡田 斗司夫は、ものを作る側の人間なので、当然、「風立ちぬ」は高評価になるんだなぁ。
わたしは、多分、ものを作ることよりも大事なことがあると思っていて、だからまあ、サラリーマンなんだろう。
思えば、この「風立ちぬ」は、「ハチミツとクローバー」のハグちゃんの選択と同じ選択をしているのだと思います。
その選択をする人は、人としてはどうしようもないと思う。
もちろん、自分の思うがままに生きているからといって、つらさがないわけではないのもわかる。
そして、そういうどうしようもない人でなしから、すごい作品が生まれる。
多分、人でなしだから生まれるわけではないけれど、人でなしの部分が生み出していることも多いのだろうなぁと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ・雑学
- 感想投稿日 : 2014年5月19日
- 読了日 : 2014年4月1日
- 本棚登録日 : 2014年5月19日
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