ろう者のトリセツ 聴者のトリセツ ろう者と聴者の言葉のズレ

制作 : 関西手話カレッジ 
  • 星湖舎 (2009年11月15日発売)
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感想 : 22
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ろう者は「参加」(出席の意思50%)と「出席」(出席の意志100%)を厳密に使い分けているとか、手話で「黒っぽい」というのは「黒一面」のことなので、手話で「表紙が黒っぽいノートを持ってきて」と頼まれたとき、「ダークネイビー」や「濃い紺色」のノートを持って行ったのでは徒労になるとか、へえええと思うことが目白押しです。

同じ国で使っている口語と手話だけど、手話通訳とは異言語だからこその呼称なのですね。日本手話は日本語によく似た別の言語と心得て、違いに注意しないといけないんだなと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2013年12月24日
読了日 : 2013年12月24日
本棚登録日 : 2013年12月24日

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コメント 1件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2014/03/14

「へえええと思うことが目白押しです。」
ふ~ん、、、読んでみようっと。

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