ロックンロールの手触りがする小説が好き。 ブンガクの匂いを感じさせるパフォーマーのロック・ミュージックが好き。 衝動と飢餓と欲求と愛とで成り立っているシネマが好き。 ロックンロールとブンガク、そしてシネマ。
ぼくはこの人の「最後の息子」がだいすきなのだが、この作品も長く心に残るものになりそうだ。 実在の温泉で語られる5組のカップルの人生模様。離婚が決まった夫婦、不倫旅行の恋人たち、はじめての旅行が温泉っていう、なかなかうらやましい高校生カップル、、、 相変わらずとても端正でいながら、そこはかとなくユーモアも感じさせる文体。これがこの人の最大の持ち味だと思う。 5作とも掌編ながら、なにかせつなく染みてくるものがある。 登録日 : 2010年01月26日 01:33:58
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