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rock-english さんの本棚 > 泣きたいときのクスリ [DVD]


ロックとブンガク、そしてシネマ »

ロックンロールの手触りがする小説が好き。 ブンガクの匂いを感じさせるパフォーマーのロック・ミュージックが好き。 衝動と飢餓と欲求と愛とで成り立っているシネマが好き。 ロックンロールとブンガク、そしてシネマ。

泣きたいときのクスリ [DVD]

監督: 福島三郎 出演: 大東俊介 戸田菜穂 袴田吉彦 遠藤憲一 佐津川愛美

レビュー by rock-english さん

人生いろいろ   観終わった  読了日 : 2010年01月27日  4

nakikusu.jfn.co.jp/#

at 新宿、シネマート渋谷 2009,1,19 月

「泣きたいときは
 思いっきり
 泣けばいいのだ」

「泣き薬師」という、とある地方の駅が舞台。

社内イジメにあって、在庫管理に追いやられた毎日を送る女性社員。
妹をなくしたばかりの男子学生。
母をなくしたサラリーマン。
30にして転職し、夢だった駅員になれてやっと夢かなえた、と思ったのに、
駅が廃止になってしまう男。


みんな、それぞれつらい目にあっているのに、泣けない。
「負けるもんか」とじっと耐えているから。
あまりに悲しみが強すぎて、ただ呆然としているから。
「男は絶対、人前でなんか、泣くもんじゃない」という父の言いつけを
おとなになった今でも、じっと守っているから。
理由は、人それぞれ。

そんなとき、電車の中でいきなりひとり号泣し始める、ひとりのおっちゃん。
爆発するその様子をみた登場人物たちのこころが、少しずつ、変わっていく。
ひとり、またひとりと、嗚咽をこらえきれず、号泣する。


そうだよね、たまにはいいよね。泣いたって。
みんな、つらい思いをなんとかやり過ごして、
きつい毎日をなんとか生きているけど、
いっぱいいっぱいじゃないか。
無理もないじゃないか。

「泣きたい時はクスリを飲んで」
「クスリと笑って明日を迎える」ために
きょう泣いても、いいじゃないか。

スポンサーがオロナミンCってのが少々出来すぎだけど、
素直に共感できる。いい映画です。あったかくて。
※しかし、新宿シネマートの、あの、50歳以上オジサン率の高さは、いったんどうしたことだったのだろう。たしかに月曜でメンズ割引千円割引)だったけど、それだけじゃないような気がする。 登録日 : 2010年01月27日 01:49:52


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