昨今のテロの激化を考えると、そりゃテロは絶対によくないことだとは思いますが、テロを起こした側だけが悪いのだろうかと思うこともあります。でも、そんな素朴な疑問を抱えて読むには、本書はかなり骨太で歯ごたえもあります。でもアンチ西洋ってのも、結局は西洋発のものであって、一筋ではいかない複雑な問題を抱えているんだなあとしみじみ思います。欧米の研究者の著作って、やっぱり骨が折れますね。無効の人には常識だと思われる知識も、あたしにはさっぱりな事柄が多かったです。もっと勉強しなくちゃ!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
讀後記(一般)
- 感想投稿日 : 2006年10月18日
- 読了日 : 2006年10月18日
- 本棚登録日 : 2006年10月18日
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