パレスチナ問題もイスラエルの問題もほとんどわからなかったので、一通りの歴史をおさらいしてくれる本書はとてもわかりやすくまとまっています。最近になればなるほど、客観的な評価が難しいのか、記述があっさりしている気がするのが残念です。また著者も書いているように、パレスチナ、イスラエルを取り巻く国際情勢、特にアメリカなどの動きがかなり割愛されています。ただ、そういう部分を割愛したからこそ、錯綜するパレスチナ問題をわかりやすく整理できているのではないでしょうか? それにしても、イスラエル問題になると、アメリカというのは何とも勝手でいい加減な国だとつくづく思わされました。
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讀後記(一般)
- 感想投稿日 : 2011年7月12日
- 読了日 : 2011年7月12日
- 本棚登録日 : 2011年7月12日
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