パレスチナ - 聖地の紛争 (中公新書 2112)

著者 :
  • 中央公論新社 (2011年5月25日発売)
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感想 : 12
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パレスチナ問題もイスラエルの問題もほとんどわからなかったので、一通りの歴史をおさらいしてくれる本書はとてもわかりやすくまとまっています。最近になればなるほど、客観的な評価が難しいのか、記述があっさりしている気がするのが残念です。また著者も書いているように、パレスチナ、イスラエルを取り巻く国際情勢、特にアメリカなどの動きがかなり割愛されています。ただ、そういう部分を割愛したからこそ、錯綜するパレスチナ問題をわかりやすく整理できているのではないでしょうか? それにしても、イスラエル問題になると、アメリカというのは何とも勝手でいい加減な国だとつくづく思わされました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 讀後記(一般)
感想投稿日 : 2011年7月12日
読了日 : 2011年7月12日
本棚登録日 : 2011年7月12日

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