舞台はシテ一人の場所。他は皆「舞台」の外。本来の観客は神一人であり、我々はそのおこぼれを見ているに過ぎないのかも。
古来より形を変えて継承しているため、筋に不自然なことも多いが、アバウトに楽しみ、舞台の美を感じることが最上の見方であるようだ。有名な能を写真付きで説明してあるので、入門書として最高。著者の能の知識の深さには脱帽。
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- 感想投稿日 : 2011年8月18日
- 読了日 : 2011年8月18日
- 本棚登録日 : 2011年8月18日
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