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root3さんの本棚 > 天地明察


root3さんの本棚»

続かないような気がする・・・意外と続いている・・・一日一冊が目標だけど・・・まじめに仕事していると・・なかなかネ

レビュー by root3さん

 読み終わった  読了日 : 2010年03月13日  5

「このミス」の大賞に推したいね!~江戸幕府四代将軍の御代,お城で碁方を務める安井算哲が保井と書いたり,渋川晴海と名乗ったりするのは,自分がなかなか生まれて来なかったために養子にとった義兄に遠慮してのことだったが,その義兄は今会津だ。碁の才能もあるとは思うが,定石を置いていく稽古碁や事前打ち合わせのある御前碁にのめり込めない。興味があるのは算術だ。渋谷宮益坂の金王八幡に掛けられた算額を見に行って夢中になり,許された帯刀をうっかり忘れて登城しそうになる。刀を取りに戻るほんの僅かな時間に全問即答した人物がいると掃除をしている女性に聞いて仰天する。出題者に聞いてみようと算塾に行くと件の女性・えんがいて,塾頭の村瀬から関孝和の名を教えて貰う。いつか,関に向けて出題できる日を楽しみにするが,城で老中の酒井に呼ばれ,寺社奉行の井上の牽制を受けながら,最終面接で光国に合格を貰うと,日本中で北極星の高度を測る補佐役に任命される。観測中も算題を考え続け,えんが嫁に行ってしまった・三年掛けて帰ってきて出題すると,答えは「,」と「ー」だった。それは無術と書こうとして二画しか書かなかったものだった為,恥ずかしくて仕方ない。大老になった酒井は宣明暦に替わる新しい暦を採用させて,幕府に利益をもたらすよう指示される。精確無比な授時暦しかないと日蝕月蝕が二日ずれることを六例挙げて,士分である自分が個人で天皇に上奏する。愛妻は亡くなってしまい,最後のあり得ない日蝕が観測されて敗れ去ると,傷心を抱えて村瀬の塾に行くと,関の家が牛込にあることを夫を失ったえんに知らされて出向くと,関は晴海を盗人呼ばわりして,授時暦を検証した紙束を突きつけられる。中国との経度の違いで授時暦が日本では精確を欠くことを知った晴海は改めてえんに求婚し,十年以内に新暦を造り出すことを決意する~幕府が置いた天文方に最初に就いた渋川晴海の人生・・・・う~ん,見事に描きました! 本当なら★7つ付けたいところだ! 登録日 : 2010年03月13日 21:17:34

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