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root3さんの本棚 > たどりそこねた芭蕉の足跡―八州廻り桑山十兵衛


root3さんの本棚»

続かないような気がする・・・意外と続いている・・・一日一冊が目標だけど・・・まじめに仕事していると・・なかなかネ

レビュー by root3さん

 読み終わった  読了日 : 2009年11月09日

この表紙の絵は何?~桑山十兵衛の名目上の上司は代官の川崎だが,真岡の陣屋に置いている手代が年貢をピン撥ねし,1600両も貸しているのだと居直って困ると云ってきた。賄賂を取っている怪しげな振る舞いもしているが,相手は平然としている。朋輩が出羽にいると聞いて,小山で押し込みをしくじった一味を追う名目で尾花沢まで行って話を聞くと,本当に盗賊を捕まえてしまった。香具師と飴屋の争いに巻き込まれ,成田・酒々井・船橋と巡り歩く。同宿の荷物を盗んだ入れ墨者は,飴屋が窮地に追い込まれると聞いて,死罪を覚悟して出頭し,旗本の蔵屋敷の番人が爆睡していることにつけ込んだ中間が持ち馴れない金を途中で奪われ,250両を掏摸で稼いだ小者も日野で行き倒れた。その日野では宿場の金に手を付けたと二人いる名主同士の争いが起こり,神奈川で切り取られた新仏の首が船橋の押し込み先で見つかる。酒々井の香具師の子分の仕業かと当たりをつけたが,全くの別人で,子分達と手代の小川が金創を共に負ったことに鎌を掛けると,代官の川崎の吝嗇振りが明らかになっていった。小川が職を辞してから,酒々井の香具師は殺害され,川崎の家からは400両が盗まれる~桑山は清廉潔白でもないが,後ろめたい部分は持たない。御家人は足を棒にして歩き回り,泊まるのは木賃宿。・・・改めて本を眺めると安い造りで,カバーがソフト。これなら更に安く作れる文庫本の方が良いかと聞かれると,読者は年輩が多いので大きな活字のこのサイズが良いと云うことになる。切なくなるねぇ 登録日 : 2009年11月09日 22:12:56


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