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root3さんの本棚 > いかずち切り


root3さんの本棚»

続かないような気がする・・・意外と続いている・・・一日一冊が目標だけど・・・まじめに仕事していると・・なかなかネ

レビュー by root3さん

 読み終わった  読了日 : 2009年12月10日  3

週刊実話に,この4月まで連載~「しゃがみ屋」:証文買いを生業とするいかずち屋弦蔵は大男ばかり5人を配下に持ち,見た目だけでも恐ろしい。町内で取り付け騒ぎを起こした蕎麦屋を懲らしめるため,平野町の勾頭・与田にしゃがみを依頼すると,嫌われて幾らの商売もあることを説諭される。「騙り屋」:勧進相撲の勝ち負けを告げる者があちこちの金持ちのもとに現れる。札差しの和泉屋は勝ち続けて,公儀が大阪で行う空売りに一口乗せられ,その額は5万両に達した。仕掛けたのは土佐のいさな漁師から騙り師になった天九郎で,為替を組ませて大阪に送らせ,叔父に換金させようと仕組み,為替は走り出したが,札差し頭取の伊勢屋の心配を汲み取ったいかずち屋が早舟を飛ばして止めるために半金で和泉屋に取り戻しを持ち掛ける。騙りの天九郎は,いかずち屋の内情を探らせようと猩々の六蔵に相談するが,弦蔵の勝ちと断じた六蔵は天九郎を見限る。5万両の差し止めの成功報酬は5千両のみに止まり,弦蔵は天九郎や六蔵と和泉屋への騙り仕掛けを持ち掛ける~週刊誌に載せたものをそのまま一冊にしたのだけど,どう考えてもバランスが悪い。前編は短すぎるし,後編は長すぎる。「つづく・・・」というような終わらせ方をしているのも気持ちが悪い。主人公足るべき弦蔵の描写が甘くて,その手下の方が鮮明,蕎麦屋の主山田のアクが強く,さらに与田さんは強烈だし,騙される和泉屋や,最後に登場してくる猩々の六蔵は強い個性を持っている。週刊誌から単行本にするときに,手を加えないといけないんじゃないか。1600円でこの厚さだとお得感がでるけど,繰り返しが多いし,同じような状況も多くて,展開するときはあっという間で,読み飛ばしていたら訳が分からなくなる。詐欺じみている。最後には証文を実行しない和泉屋を懲らしめようという相談が始まるなんて呆気に囚われる
 本当の所の星の数は一つなんだけど・・・自分の時間を潰したと思いたくないので三つにしてみた・・・そういうのは反則だけどネ 登録日 : 2009年12月10日 21:19:51


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