『惑星ソラリス』や『ノスタルジア』などで名高い旧ソ連の映画監督タルコフスキーの卒業制作品。
幼い少年が、憧れの対象となる大人に出会って変化して行く成長物語、というといかにも味気ないが、この「教科書通り」や「定石」のプロットを確実かつ効果的に実践しているタルコフスキーの技術が確認できる。見知らぬ少女とのささやかなかけひきに使われるりんごは、特に印象的な小道具だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映像作品など
- 感想投稿日 : 2011年12月10日
- 読了日 : 2011年12月10日
- 本棚登録日 : 2011年12月10日
みんなの感想をみる