東京少年 (光文社文庫)

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著者 : 長野まゆみ
ruih0815さん 小説   読み終わった 

黒椿というなんとも隠微な雰囲気のする花を発端に家族の秘密が徐々に明らかになってゆく物語。
会話文の中の「じゃ」を「ぢゃ」と書く文体に、昔の長野さんの作品を読んでる身としては懐かしい気分に戻りました。
内容は登場人物が多い割には余り話が膨らまずに終わってしまっている部分が多く、常緑の父の朔郎と玄菊の関係が多分この話のメインになってゆくのだと思うんだけど、布石となるような描写があるというよりも、会話によって種明かしがされてしまうのが少々残念な感じがした。
もっと切ない描写もできたはずなのにと物足りない気分が残った。
玄菊(菊)と朔郎(サクラオという愛称=桜)って男と女というメタファー…なのかな?

レビュー投稿日
2013年4月15日
読了日
2013年4月15日
本棚登録日
2013年3月19日
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