救命: 東日本大震災、医師たちの奮闘

  • 新潮社 (2011年8月31日発売)
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感想 : 43
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災害時に何ができるのか?と考える
もう少し若い時に読んでいたら医者を目指していたかも
今の私なら何ができるのか?ITという分野で支援するのはとても魅力的


医者は金の亡者というイメージもあるが
医者を志す人間というのは他人を助けたいという思いを持つ者も多い

医者も被災者
使命感というよりやれる事をやるという感じ

被災者は共感よりも同感
感情を閉じ込めるとロボットのように無表情

ニートが被災で生き延び甘えに気付く

身元不明の死体
検死によりデンタルフローチャート作成
データベース化によりIT技術からも支援できる

歯は人間の履歴書
身体は3ヶ月で腐敗するが、歯は死後の物理的化学的変化が少ない

AIでの検死
CT検診車ならば自家発電、費用は寄付でと申し出たのに警察に辞退

総務省の対応早い
厚生労働省の対応は酷い
財務省の対応はもっと酷い

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海堂 尊
感想投稿日 : 2013年5月27日
読了日 : 2013年5月26日
本棚登録日 : 2012年5月20日

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