親野智可等(おやのちから)さんという面白い名前の著者の本を初めて読んだが、私の人生観が変わりそうなほど素晴らしい内容で驚いた。
意味を勘違いしそうなタイトルだが、要は「親の思い通りに子供を動かすのでは伸びず、子供のしようとすることを見守り手助けすることでよく伸びる。」ということなのだと思う。しかし、その為には子供が何をしようと考えるのか、周りの環境を上手に作ってあげなくてはならないと感じた。
P62のこの気持ちを私も忘れずにいたい。
以前は「こういう指導をしなければ」とか、こういうふうに変えてやらなければ」という気持ちが強すぎました。それで、子どもたちとの生活を楽しむ心のゆとりがありませんでした。ある時、そういう気持ちから、"子どもたちと付き合う"くらいの気持ちに変えました。それから、心のゆとりが持てるようになりました。
著者が教師生活から学んだことが沢山書かれており、非常に参考になる。他の本も読んでみようと思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
教育
- 感想投稿日 : 2015年8月30日
- 読了日 : 2015年8月30日
- 本棚登録日 : 2015年8月30日
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