今は亡きナンシーさん、テレビ愛してたんだなぁーと、しみじみ。テレビ番組が、視聴者にイベントを見せる着地点として、すべからく”感動”というお手軽だが無味乾燥なものに持っていく傾向の危うさを提言している。新聞の高校生の甲子園野球記事が”死んだお父さんの遺影を掲げて全力で闘った”などという乗りのものが多いのと同一であり、メディアに携わる人の安直な愚鈍さを考えさせれます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
GI/IARC 日本語文庫
- 感想投稿日 : 2007年7月25日
- 読了日 : 2007年7月25日
- 本棚登録日 : 2007年7月25日
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