男女の性について、主人公たちが学んでいくことが中心になっていて、それを「学問」という大層なタイトルで表すところにやはり山田詠美は最高だと感じた。読んでいると、確かに性は大層なものだという気がしてくる。
仁美と心太の関係が読んでいてとても心地よかった。最初の仁美のおもらしのシーンと、最後の心太のおもらしのシーンがリンクしているのが面白かった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年10月28日
- 読了日 : 2015年10月28日
- 本棚登録日 : 2015年10月28日
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