「非定型うつ病」ってどんな病気? 従来型「うつ病」との違いから最新治療法まで (心のお医者さんに聞いてみよう)

  • 大和出版 (2012年7月14日発売)
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3

ページの作りが、右ページが本文、左ページが図解ってなってるので、
とても読みやすいです。
「非定型うつ病」が本当に分かりやすく解説されています。

内容としては、病気の分類が非常に細やかな印象を受けました。
たとえば、不安障害との併発、とか。
つまり、非定型うつ病の症状の一つとして不安障害があるという捉え方ではなく、
不安障害は不安障害として、一つの病って捉え方ですよね。

双極性障害に関しても、いわゆるラビットサイクルを認める立場で書かれているようです。
一日のうち数時間だけ躁があらわれる「マイクロ躁」の存在を書いていたり。
それって、うつの日中変動とどう違うのかな???

それに、双極性障害と、非定型うつ病の併発も書かれていますので、
そうすると、私はそのタイプ???
とも、思いました。

なんとなく私のイメージだと、双極性障害だったら、うつ(大うつ、非定型問わず)ではないし、
うつだったら双極性ではないと思っていたのですが・・・。

非定型うつ病の診断としては
・楽しいことがあると気分が上がる
・イヤなことがあると気分が落ち込む
上ふたつの差が病的。
・鉛様麻痺
・過眠、過食
・・・と、一般的に言われていることですね。

なので、自分が非定型かどうかは、結局、う~ん???
でも、鉛様麻痺と過眠、過食があるので非定型かなー。
それと双極性を併発している気がします。

あくまで、この本に則った診断を自分でしてみると、ですが。
この辺は、お医者さんによって意見が分かれるところでしょうね。

症状を緩和させる方法としては、
規則正しい生活、非定型はとくに昼夜逆転や、一日中寝ていて運動不足になりやすので、
体を適度に動かそう、というものでした。

うんうん、それはたしかのそうだと思います。

私も、極力早寝早起き心がけたいと思いました。


一個、あー、やっぱダメなのかー、と思ったのは、
徹夜。

私はたまの徹夜カラオケオールくらい、
ハメ外したって、気持ちが晴れるからいいじゃない、
と思っていたのですが、
「徹夜は絶対避けて」でした。

・・・極力、そうします。
というか、オールでカラオケやっちゃうのが、躁の症状なのかなー?

でも、元々の性格がそんなんだったのですが。
なので、双極性の本とか読んでると、
自分の元の性格か病的なことなのか、分からないことが多いです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 心と体
感想投稿日 : 2013年11月9日
読了日 : 2013年11月9日
本棚登録日 : 2013年11月9日

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