うわー、切ない話。
交通事故にあった主人公は、5年間も昏睡状態が続く。
目覚めた主人公は、恋人も仕事も失った代わりに、
超能力を手に入れる。
手を触れた相手の未来を見られるというもの。
そうして彼は、ある政治家が将来、人類を滅ぼしかねないミサイルを
発射する未来を見てしまう。
そこで彼がとった行動は・・・
彼は世界を救った。
彼は神が地球に送った使者だったのかもしれない。
でも・・・彼が得られたものはなんだったのだろうか。
彼にとっては、失ったものばかりだったのではないだろうか。
主人公は多くを語らない。
いや、多くの登場人物が多くを語らない。
多弁なのは政治家だけ。
「超能力」という大きなスパイスがありながら、
淡々と続く物語。
その、ハッピーエンドでも、バッドエンドでもないエンディングまでもが淡々と綴られる。
エンドロールが流れ・・・
あぁ、なんて切ない・・・
そう思わされた映画。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画(洋画)
- 感想投稿日 : 2016年10月26日
- 読了日 : 2016年10月26日
- 本棚登録日 : 2016年10月26日
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