ryutamさんの本棚 > マイナス・ゼロ 広瀬正・小説全集・1
レビュー by ryutamさん
小説
2009-09-13T19:49:53+09:00
張り巡らされた伏線の回収の仕方、緻密な描写が本当にすごい小説。
浜田俊夫本人の手で、浜田俊夫自身の人生が形成されていく様。
昭和7年の銀座の通りをあれだけ緻密に再現できるのはすごい。
あえて、突っ込むならレイ子の扱いがやや弱いぐらいか。
本当に美しい小説です。
作者は自分の力の及ばないところで決まることが多い人生も
そんなに悪くはないもんだというメッセージを込めたんではないかと、
個人的には思った。
登録日 : 2009年09月13日 19:49:53
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