常識として知っておきたい世界の三大宗教──歴史、神、教義……その違いが手にとるようにわかる本 (KAWADE夢文庫)

制作 : 歴史の謎を探る会 
  • 河出書房新社 (2005年1月18日発売)
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仏教とは「すべてのものは変化し、実体がないのが真理なのに、いつまでも変わらないと勘違いして、執着するから苦悩が生まれる。そして、苦悩は無知や欲望が原因であることに気づき、その無知や欲望を断ち切ろう」という教えである。

キリスト教における三つの罪:?原罪 ?行いの罪 ?思いの罪

イスラム原理主義の潮流は19世紀末にあり、当時はイスラムの教えに立ち返ろうという精神的な回帰運動だった。それが第二次世界大戦後、独立を果たしたのち、イスラム圏では貧富の差が拡大するなど、社会矛盾が拡大していった。そこで、イスラム教の教えからはずれた社会を正しいかたちに戻そう、という動きが顕在化した。

大乗仏教:だれでも仏になれる 上座部仏教:出家した僧侶のみ悟りを開ける

キリスト教としては、イスラム教がイエスは神の子ではないといったのが気に入らず、しかも瞬く間にアラビア半島じゅうに広まり恐れを抱いた。

ジハード:もともとは、アッラーの教えのために努力すること、苦労に耐えること、自己の欲望を抑えるように鍛えることを意味した。

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感想投稿日 : 2010年1月31日
本棚登録日 : 2010年1月31日

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