乙一さんらしい作品で、うまく計算されていて、最後まで飽きさせません。
後半、読む者をグイグイと引き込んでいく力もあります。
人間であれば誰もがもっている暗い部分、不安感や恐怖感がうまくあらわされているし、ちょっとした亀裂からどんどん空気がねじれてゆく、閉じられた空間での集団の心理もうまく描かれていました。
アオの描写はなかなか怖い・・・
子供が主人公ということもあり、あまり凄惨なシーンはなく、ラストのもっていきかたや、最後の主人公の心境の変化など、好感がもてます。
登録日 : 2009年11月24日 20:23:12
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