宗教色が強い詩集だ。
キリスト教のことはほとんど知らないが、
この人の詩は、素敵だと思える詩が多くある。
その中で、印象的だったのは、
「地獄の火はただ燃えているだけ」
たとえわたしがいつも地獄にいるとしても、
地獄はわたしに害を与えることはない。
地獄の火があなたを焼くのは、ただあなた次第なのである。
という詩だ。
私はこれを読み、地獄は、罪人を苦しめるものなのだから、
罪さえ犯さなければ、ただ燃えているだけになるのか、と思った。
焼かれないように生きたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本50冊プロジェクト
- 感想投稿日 : 2010年1月26日
- 読了日 : 2010年1月26日
- 本棚登録日 : 2010年1月26日
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