悪の華 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1953年11月3日発売)
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本棚登録 : 1417
感想 : 73

ずっと読もう読もうと思っていたのに、中々至らなかったのは、
きっと読めば引き込まれるのだろうなあと、わかっていたからかもしれない。
タイトルから導き出される第一印象を、裏切る事はないけれど、
でもその一面だけではない「矛盾」のような清らかさや、高揚めいたものも、
存在していて、そういう相反するものが、ひしめきあって、あの、
エドワルド・ムンクの表紙画に、繋がっていく、そんなイメージを抱いた。

個人的に、PSYCHO-PASSの填島聖護の一面を、この作品の中に垣間見たような気が、する。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年4月3日
読了日 : 2013年4月2日
本棚登録日 : 2013年3月21日

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