道誉なり

著者 :
  • 中央公論新社 (1995年12月1日発売)
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本棚登録 : 48
感想 : 9
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「私本太平記」で登場した、印象に残った人物の一人が、佐々木道誉。
もっと知りたいと思って、読んでみました。

感想としては、道誉が、かっこよく書かれすぎている、という感じ。
逆に、尊氏は、「ふさぎの虫」が代名詞になっている感じでした。
また、史実の取捨選択が作為的、人物の描写が平面的な感じで、あんまり入り込めなかった。
単に、私が、尊氏に思い入れがあるということなのかもしれませんが。

でも、たぶん、実際のところ、道誉がかっこいい人だったのは、そのとおりなのだろうな、と思いますが。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史小説
感想投稿日 : 2009年6月23日
本棚登録日 : 2009年6月23日

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