日本という国が、文系の王国であることを初めて知った本。いかに、理系出身者が、この国で報われていないのか、その実態を綴ることから始まっている。あまりに報われないため、多くの優秀な人材が海外に流出してしまっている。日本社会全体を覆う「文理格差」。この本の最終章では、文理融合が模索され、その実現が、日本の再生の鍵になるだろう。と、結ばれている。
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カテゴリ:
理系
- 感想投稿日 : 2013年5月20日
- 本棚登録日 : 2013年5月20日
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