【友人蔵書】二冊目の将棋ノンフィクション。著者も同じ。前に読んだのは奨励会の過酷な淘汰の中で生きる若者達を描いたものだが、今回も主人公・聖の生き様を存分に伝える優れた筆致。難病にならなければ棋界での活躍はなかったかもしれない。病院のベッドの上で父に教えられた将棋が、彼の人生を短くはあるが充実したものにしてくれたことを嬉しく思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2017年8月19日
- 読了日 : 2016年4月15日
- 本棚登録日 : 2017年8月19日
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