小説からドラマ化、映画化とされていった話題作だったので
ストーリーを知っている人が多い中…まったく知らなかったアタシw
なんとなく、流行にのりたくなく。
ってか、アタシ上京とか関係ないし。
とか思って(ひねくれてる)観てませんでした。
DISCASでちゃっかり宅配予約して、やっと観ました♪
…親子愛。
やばし。
ボクが高校に行く時の列車見送りシーンでまず、ひと泣きw
あのオカンからの手紙はヤバイでしょ。
オカンの底なしの愛情が暖かく伝わってくる。
こんな母と息子の関係ってありえるのか。
途中、ただのマザコン?って思えるシーンもチラホラあるくせに。
引く事はなく、ただただ愛を感じられたのはオダギリジョーの演技力の凄さ。
しかし、抗がん剤治療のシーンの悶絶するオカンには絶句。
樹木希林サン凄すぎる。
そんな現実を目の当たりにしたこともないので、それがリアルなのかなんなのか、よくわからないけれど。
小さな体で頑張り続け、苦しみ叫ぶオカンを観続けていられなくて、アタシは画面から目を背けてた。
まるでドキュメンタリーを観てるかのようなホンモノを感じた。
印象に残っているのが、オトンがお見舞いに来るとわかったオカンが
髪型をセットして、指輪をつけて、ベット周りを片付けて…
オカンから女性になったシーン。
なんか、その切り替えがとっても愛しくて、ほんわかした。
ガールズが両親を大切にするのはよく聞くけど。
メンズってなんか照れてて、ちゃんと感謝の気持ちを伝えてないひと多い。
大人って呼ばれる歳になってまで、照れてる場合かよ。って思うんだけど。
アタシは
親孝行してたり
両親と仲良しだったり
家族が大事だってハッキリ言える男が好き。
ってか、リリーさんってすげぇーいい男だな。って思っちゃった。
いい男は両親を大事にしてる。
これ、間違いない。
じんわり、ほかほかする作品です。
- 感想投稿日 : 2009年12月9日
- 本棚登録日 : 2009年12月9日
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