短編忍法小説集と言うより、ギャグ小説と言った方が近い。表題作こそ、忍者の最後の意地をかけた一人、という感じで読めるのだけど(それでもかなり冗談くさい)、いくつも読んでいるうちに、多分冗談で書いているんだなというのが見えてきて、終いには作者のニヤニヤした顔まで浮かんでくる。
もっとも忍法帖シリーズというのが基本的にそういう要素をたくさん持っているので、まあいいのだけど…。
2007/8/6
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本の小説
- 感想投稿日 : 2010年9月5日
- 読了日 : 2007年8月6日
- 本棚登録日 : 2007年8月6日
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