京大助教の小出先生による3.11後でのラジオ番組の回答をベースにした本。
この原発や放射能の問題についてはネットでも虚実ないまぜで情報が飛び交ってますが、小出先生は一貫して原発は危険、放射能は少しでも危険というスタンス。
これに対抗するかのように少しなら大丈夫、微量でなら自然かいふするなどの説による人もいます。こういう人からみると小出先生はとんでも系に分類されるようだがその言をみて違うと思いました。
小出先生は少しでもリスクを持つのだから子供を守れ、大人はしょうがないからリスクを飲み込め、感情も含めて人間ということを理解しており、絶対的な安全など組み込めないというスタンスから原発に反対しているしごくまっとうな主張であった。
次は別のスタンスの本を読みたいですね。
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- 感想投稿日 : 2012年1月11日
- 読了日 : 2012年1月11日
- 本棚登録日 : 2012年1月11日
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