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読ん棚(金谷)


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県庁おもてなし課

有川 浩

単行本 / 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2011-03-29 発売



面白かった!掛水君のヘタレっぷりが、おもてなし課に先行してどんどん改善されていく。お役所仕事の融通の利かなさ、一般市民との感覚のずれ。どこの地方でも言えるし、日本国民と政治家って構図にしてもあてはまる。色々唸らされた。そして、散々けなしているにも関わらず、これがまたちゃんと高知のアピールにもなっている。凄い本。有川さんなので勿論じれったい恋バナも絡んでくるが、むしろ吉門さんと掛水君の終盤の仲良しっぷりにときめいた(笑)なんだこの可愛さは!巻末の対談も面白かった。お役人は皆読んで学んでほしい。


2012-02-12 | comments(0) | 文芸 | 読み終わった (2012年02月12日) |

パラダイスレジデンス1 (講談社ラノベ文庫)

野梨原 花南

文庫 / 講談社 / 2011-12-02 発売



女子寮入寮まるごと1日が1巻に。面白かった。生活感あふれつつも女の子!してて。やっぱり文体が読みやすくて好きだなぁ。漫画の方は読んでないのだが、挿絵可愛いですね。次は男も出てくるというので楽しみに。


2012-02-12 | comments(0) | ライトノベル | 読み終わった (2012年02月12日) |

オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン

小路 幸也

単行本 / 集英社 / 2010-04-26 発売



東京バンドワゴンシリーズ。登場人物がどんどん増えていって堀田家の家族構成も複雑に面白いことに。女の人がたくましいと、いい家になりますね、ほんと。機密文書に絡んで勘一がピンチに陥っても、必ず助けが入る。勘一や堀田家の面々が今まで自然に周りを助けてきたことが、自分を救うことになる。まさに情けは人の為ならず。我南人が今回登場多いのにおとなしいと思ったら、ちょっと心配なことに。でもきっちり復活してくれて嬉しい。贅沢言えば、小学校卒業式ではちょっと勿体ない、せめて中学でと思ったか。ああいうノリはね。


2012-02-12 | comments(0) | 文芸 | 読み終わった (2012年02月12日) |

おれは非情勤 (集英社文庫)

東野 圭吾

文庫 / 集英社 / 2003-05-20 発売



小学校の非常勤教師が語り手の短編集。子ども向けだが、大人も楽しめる謎解き。この教師がクールで、子どもに媚びず、甘やかさないところがいい。ちゃんと現実を教えているというか。子どもをただ子ども扱いせず、人間として見ているという感じ。後ろ二つは小学生が語り手の短編。こちらは子ども目線でこれも楽しめた。


2012-02-12 | comments(0) | ミステリ | 読み終わった (2012年02月12日) |

旧(ふるい)怪談―耳袋より (幽ブックス)

京極 夏彦

単行本 / メディアファクトリー / 2007-07 発売



江戸時代の不思議話を読みやすくまとめられた耳袋。怪談とあるがそれほど怖いものでもない。どの話も短いのですいすい読めた。「プライド」がなんだか鬼気迫って怖い。「血は出たけれど」のJ君が剛毅すぎる。ちゃんとオチてない話が本当っぽく感じたりもして。


2012-02-05 | comments(0) | ミステリ | 読み終わった (2012年02月05日) |

片翼の天馬 - 熱砂の巨兵2 (C・NOVELSファンタジア)

黒川 裕子

新書 / 中央公論新社 / 2012-01-24 発売



シリーズ2冊目。それぞれの勢力と思惑。主人公のカルスだけが置いてきぼりにされて、周りでどんどん物語が展開していく。自覚のないまま天馬としてしか遇されないことへの葛藤。砂と次第に馴れ合っているのも気にかかる。冒頭、白天馬の回想で語られる情景の描写が美しい。しかしあちこちで誰かが囚われていらっさるな。展開しつつもまだ伏線をペタペタ貼ってって、これがあと2巻で終わるとか。何か勿体ないなぁ。早く続き読みたいけど、もっとゆっくりこの世界を楽しみたいとも思う。巻終盤の孵化シーンは切なくも素敵だった。


2012-02-05 | comments(0) | ファンタジー | 読み終わった (2012年02月05日) |

侯爵サド (文春文庫)

藤本 ひとみ

文庫 / 文藝春秋 / 2000-12 発売



サド侯爵の審問会にて、当時の記録と振り返る本人の供述という構成。本人の言い訳になってない供述はともかく、クルミエのフォローはそれなり。諸々のセックス描写が比喩多用で、これも面白かった。しかしあまりのご乱交ぶりに段々辟易としてきた。彼は罪人か病人か。ダニエルの最後の糾弾が心地いい。相手を貶めることで自分を優位に保つことの、繰り返し。反復、もしくは反転するSとM。


2012-01-29 | comments(0) | 文芸 | 読み終わった (2012年01月29日) |

悪意 (講談社文庫)

東野 圭吾

文庫 / 講談社 / 2001-01-17 発売



犯人逮捕からが長い、真の動機に迫るミステリ。加賀刑事の執念と、野々口のどこまでも手間をかけた周到なしたたかさ。乗せられて面白かったが、盛り上がった割に結末は・・・。もっと衝撃的なものがあるのかと思った。加賀シリーズはあまり読んでない(これが最初かも?)ですが、ストイックな人ですねぇ。いじめ問題は難しいなぁ。でも教職時代の対応は明らかにまずいよな(汗)


2012-01-22 | comments(0) | ミステリ | 読み終わった (2012年01月22日) |

防壁 (講談社文庫)

真保 裕一

文庫 / 講談社 / 2000-07-14 発売



危険な仕事に就く男達の短編集。SP,地雷処理、海上保安の特殊救難隊、消防士。それぞれ女性が絡んでるのがねちっこいというか。もっと男臭い方がいいなぁ。SPの話が一番好きだった。


2012-01-15 | comments(0) | 文芸 | 読み終わった (2012年01月15日) |

八日目の蝉 (中公文庫)

角田 光代

文庫 / 中央公論新社 / 2011-01-22 発売



誘拐期間はもっと短いと思っていたので、一章でいつ捕まるかとハラハラしてたら、意外と長い。最初は希和子に感情移入してたけど、後半になると全体を見通せるようになった。薫の冷静さも良いが、千草が良い味だしてる。薫の記憶が湧いてくるシーンの描写が素敵。いいところなんだなぁって、思えた。小豆島。解説が池澤夏樹さんだったのが何か嬉しい。そうか、男が全くなんの役にも立たない小説だったな(笑)確かに偏ったフェミニズム。せいぜい懐妊のきっかけ。


2012-01-08 | comments(0) | 文芸 | 読み終わった (2012年01月08日) |

鍵 (講談社文庫)

乃南 アサ

文庫 / 講談社 / 1996-12-12 発売



両親を相次いで喪った兄姉妹。20代半ばの兄貴がダメダメで・・・。でも現代にリアルな若者って感じもする。やればできるのにやらない人って嫌いなんだ!一方ハンデを持つ妹は高校生で箱入りなんだか自立心あるんだかよくわからないが兄よりはマシ。ぎくしゃくしてしまった兄妹の関係修復がメインで、事件は添え物。読みやすかったけど、いまいち。終始苛々させられたというか。終盤は前進してようやく光が見え始めた。


2012-01-05 | comments(0) | ミステリ | 読み終わった (2012年01月05日) |

侯爵サド夫人 (文春文庫)

藤本 ひとみ

文庫 / 文藝春秋 / 2001-09 発売



三島版も旦那の方も未読。面白かった。固有名詞が分かり辛かったが、それ以外は読みやすい。放蕩の夫にひたすら尽くそうとする貞淑な妻ルネの心理に、精神分析が趣味の助祭ピネルが切り込んでいこうとする。この助祭もちょっぴり屈折してて、乳兄弟のギベールとの関係が面白い。モントルイユ夫人との駆け引き対決が見ものだが、終盤のギベールとピネルの会話にとても惹かれた。繊細な心情の揺らぎや発露の描写が見事。旦那の方も読んでみたい。


2011-12-31 | comments(0) | 文芸 | 読み終わった (2011年12月31日) |

HARD LUCK (2) (ウィングス文庫)

菅野 彰

文庫 / 新書館 / 2011-05-07 発売



これでいてデキてないとか・・・もうヤってないだけで十分BLだと思うんだけどなこれ。入院から同棲までのいざこざ。タクヤとエドの距離がぐっと近づいた。近づきすぎて恥ずかしい。これでいてデキてない・・・なんてもどかしい!(笑)ちゃんとカーアクションもコカイン取引現場で絶体絶命な場面もあって読み応えありました。ジェイドはここで片付いちゃうのかなぁ。また出てきそう?


2011-12-29 | comments(0) | ライトノベル | 読み終わった (2011年12月29日) |

HARD LUCK (1) (ウィングス文庫)

菅野 彰

文庫 / 新書館 / 2011-05-07 発売



菅野さんの未読本が峰倉さんの挿絵で出るなんて!というわけで読みました。アメリカの刑事バディもの。面白かった。エドはやたらとタクヤの髪をぐしゃーってかきまわしますね。わんこ扱いなのかな・・・。こう、出来てそうに見えて本人たちはスキンシップ範囲内ってのがツボ。


2011-12-28 | comments(0) | ライトノベル | 読み終わった (2011年12月28日) |

悪夢の商店街 (幻冬舎文庫)

木下 半太

文庫 / 幻冬舎 / 2010-10-08 発売



面白かった。そこそこ痛快エンタメな話。舞台が商店街。詐欺師とペテン師と魔法使いとヤクザ。ドライブでデビューした桜がしたたかに成長してて嬉しい。公子の生まれ育ちが可哀相すぎるんだが、生意気な象に救われるなぁ。幸せになってほしい。


2011-12-23 | comments(0) | ミステリ | 読み終わった (2011年12月23日) |


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