短歌をよむ (岩波新書 新赤版 304)

著者 :
  • 岩波書店 (1993年10月20日発売)
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本棚登録 : 375
感想 : 35

短歌に興味があるが、なかなか自分で鑑賞、味わうには知識がない。この本はそんな私のための(!?)短歌入門書といってもよい。またこの本が最初に発行されたのは20年以上前、俵万智が第二歌集を出した後。まだ初々しい若い女性歌人のころだ。その文からは短歌への情熱がほとばしっている。
この本は短歌の基本を素人の私達に優しく解説してくれている。また歌人がどのようにひとつの和歌を作っていくのか、ことばをどのように選んでいくのかよくわかる。
短歌とは日本の「ことば」の多様性と豊富さを駆使して作っていくものだと感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2016年1月23日
読了日 : 2016年1月23日
本棚登録日 : 2016年1月23日

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