日出処の天子 第1巻 (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社 (1994年3月1日発売)
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感想 : 279

2016.6.25市立図書館 →2021年9月、電書化ときいて大人買い
「陰陽師」にハマった娘ももしや気にいるかもという思惑のもとに借りてみてひさびさ(部室にあったのを読んだ高校生の時以来)の再読。案の定、「晴明とか厩戸っていいよね」と夢中で読んでいた。これもバディもののパイオニアといってもいいのかな?(でも、晴明&博雅やホームズ&ワトソンの安定ぶりに比べると厩戸&毛人はすごくスリリングなのだけど)、仏教伝来とともに陰陽道のようなものも入ってきたと巻末の荒俣宏の解説にあり、超能力的なところは晴明のはるかな大先輩であったりもする。
改めて読むと年齢設定13かそこいらにしては大人びすぎているような気はするけれど、やはりおもしろい。先の運命はほとんどわかっているけれどドキドキする。
この巻は橘豊日大王(厩戸の父)の死まで。(コミックで言うと2巻中盤)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2016年6月25日
読了日 : 2016年6月26日
本棚登録日 : 2016年6月25日

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