大西洋横断飛行に最初に成功した飛行家リンドバーグ大佐の夫人であり、自身も女流飛行家の草分け的存在
一人の女として、妻として、母として自身の人生に語りかけた対話
ほら貝、つめた貝など海辺の小さな芸術に託して、現代に生きる人なら誰でも直面するであろうことが描かれている
印象に残ったフレーズを抜粋
・海は忍耐が第一であることを教える
→忍耐と信仰(欲張らない)
・どうすれば活動の最中に魂の静寂がえられるか
→自分の魂にその糧を与えられるか
→本質を見出すとき、一人になる必要がある
・女は内部に力を得るべき
→内的な力の源泉を知る
・「2つとないものはなくて、2つとない瞬間があるだけ」
→継続を望むことは、人間の生まれ持った迷い
一人でも多くの女性に読んでもらいたいお薦めの本です
自身の華麗な経歴を一切すて、自身と対話することの難しさも感じる。
一人になる辛さに耐えてこそ、なしうるものだと思った
それがまず、私にとっての大人になることである。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2009年12月3日
- 読了日 : 2009年12月3日
- 本棚登録日 : 2009年12月3日
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