消された一家: 北九州・連続監禁殺人事件

著者 :
  • 新潮社 (2005年11月1日発売)
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本棚登録 : 201
感想 : 53
4


2017.6.3
胸糞が悪くなるような殺人事件のノンフィクションを読むのがたまらなく好きなのですが、さすがの私も読んでて気分が悪くなり、何回も気分転換しながらじゃないと読み終えられませんでした。
あまりに凄惨すぎて報道規制されたというのも納得。
そんきょのポーズは完全にトラウマです。
金を巻き上げられ、汚物を食べさせられ、通電され、家族で殺し合いをさせられてもなお松永に従い、逆らいもしない被害者の姿にも戦慄を覚えます。マインドコントロール怖い。怖すぎる。
少女が逃げ出すことに成功しなければ、この犯罪が完全犯罪になっていた可能性が高いことが何より恐ろしいです。
今までで知った中で間違いなく一番胸糞の悪い事件です。
いったい松永のマインドコントロール術とは…想像もつきません。
もし、松永のような人物が自分の近くに現れでもしたら…どうしたらいいのでしょうか?逃げられる気がしません…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2017年6月23日
読了日 : 2017年6月23日
本棚登録日 : 2017年6月23日

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