2014.08.11
敏子や敏子の子供たちにイライラしたり共感したりしつつ、わりとイッキに読めてしまった。
何かものすごい事件があるわけではなく、淡々と敏子の日常が過ぎていくだけなのに、グイグイ読めてしまった不思議な小説。
人間て何歳になっても些細なことで悩まされたり、ときめいたりすることがあるんですね。文中にもあったけど、還暦超えてからのほうが感情の揺れ幅が大きいのかもしれない。
年を取るのが怖いような、楽しみなような。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年8月12日
- 読了日 : 2014年8月12日
- 本棚登録日 : 2014年8月12日
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