修一おじさんが登場する度に涙が出そうになる。今の世で考えれば聖人のような、耕作と拓一と福ちゃんだけだと「作り話」感が否めないが、彼はとても人間らしく、重要な役回り。
節子もいいキャラクターだと思う。
「因果応報は人の希望」
であって、現実はそうではない。
なぜ、いい事ばかりしている人がこんなにも辛い目にあうのか。なぜ、悪い事ばかりしている人が悠々と生きているのか。
このあたりを考えるのが終盤のテーマ。
私は無宗教なので、人生の大道は「先祖の行い」で決まっているが、細かい部分は自分次第って考えている。ちょうどいいところ。笑
ラストシーンは、情景が浮かぶ。
白いハンカチかあ。映画で見たいなあ。
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- 感想投稿日 : 2016年2月9日
- 読了日 : 2016年2月9日
- 本棚登録日 : 2016年2月9日
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