小林よしのり「新天皇論」の禍毒

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  • オークラ出版 (2011年6月30日発売)
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本棚登録 : 19
感想 : 4
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品がない著作、という第一印象。
小林よしのりのみならず、女系、男系問わずあらゆる論者への汚い言葉での罵りが延々。
和気清麻呂を登場させ、自らを教授、とよばせ、架空の対談形式を取った記載は、小林の漫画に対抗して、イモーシャルに訴えようとした魂胆が見えてよくない。
他人の国語力をなじっておられるが、小林の文意を曲解しているところもあると感じた。

私は小林さんの女系・直系論には反対。しかしこの著書は批判の体をなしてないわけだから、これでは、小林さんに勝てないよ、と著者にいいたくなった。


後半はタイトルと直接は関係ない話ばかり。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 天皇制
感想投稿日 : 2012年11月1日
読了日 : 2012年11月1日
本棚登録日 : 2012年11月1日

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