品がない著作、という第一印象。
小林よしのりのみならず、女系、男系問わずあらゆる論者への汚い言葉での罵りが延々。
和気清麻呂を登場させ、自らを教授、とよばせ、架空の対談形式を取った記載は、小林の漫画に対抗して、イモーシャルに訴えようとした魂胆が見えてよくない。
他人の国語力をなじっておられるが、小林の文意を曲解しているところもあると感じた。
私は小林さんの女系・直系論には反対。しかしこの著書は批判の体をなしてないわけだから、これでは、小林さんに勝てないよ、と著者にいいたくなった。
後半はタイトルと直接は関係ない話ばかり。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
天皇制
- 感想投稿日 : 2012年11月1日
- 読了日 : 2012年11月1日
- 本棚登録日 : 2012年11月1日
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