小学生の頃にカマキリを飼っている子がいた。その子は虫が好きで他にもカブト虫やクワガタも飼っていた。自分でも近所の公園に虫を捕まえに行ったり、お父さんと山に虫を捕まえに行っていた。とても大切に育てていて「本当に虫が好きなんだな」と私は感心していた。あるカマキリは冬に入っても生きていた。そのことを嬉しそうに話していた。でも不思議に思う。カマキリを大切に飼っていたがバッタやコオロギなどはエサとしてしか見ていなかったことを。同じ虫なのに…。
この本を読んでいて虫好きの友達のことを思い出した。虫を捕まえる楽しさ。そして少し酷いことをしてしまう幼き日々。こういうことをして男の子は大人への階段を登っていくのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年6月30日
- 読了日 : 2014年6月29日
- 本棚登録日 : 2014年6月30日
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