ぼくらのむしとり (からだとこころのえほん 10 あそび島シリーズ)

著者 :
  • ポプラ社 (2005年2月1日発売)
3.50
  • (3)
  • (3)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 78
感想 : 8
2

小学生の頃にカマキリを飼っている子がいた。その子は虫が好きで他にもカブト虫やクワガタも飼っていた。自分でも近所の公園に虫を捕まえに行ったり、お父さんと山に虫を捕まえに行っていた。とても大切に育てていて「本当に虫が好きなんだな」と私は感心していた。あるカマキリは冬に入っても生きていた。そのことを嬉しそうに話していた。でも不思議に思う。カマキリを大切に飼っていたがバッタやコオロギなどはエサとしてしか見ていなかったことを。同じ虫なのに…。
この本を読んでいて虫好きの友達のことを思い出した。虫を捕まえる楽しさ。そして少し酷いことをしてしまう幼き日々。こういうことをして男の子は大人への階段を登っていくのかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年6月30日
読了日 : 2014年6月29日
本棚登録日 : 2014年6月30日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする