【最終レビュー】
予約著書・約、2ヶ月弱待ち。図書館貸出。
9月、ジュンク堂書店・姫路店。単行本新刊本棚にて。
[自分と同世代の女性が主人公]
主人公の彼女が持つ
『日常の中で、奥底に抱えている「本来の心理的な部分」』を、時折、自身の中にもふっと感じることがあったりしながらも
同じ昭和世代として生きる、自身を含めた女性達へ
〈スポットライト〉を当てつつ
名残深い風景・日本独特の文化を、今の時代だからこそ
『大切にしていこうとする、ありふれた「内面に秘めた想い」』
を、不器用ながらも真摯に見つめながら
〈主人公が、新たな出会い・目の当たりにしながらの『再発見』・四苦八苦しつつ『また別の「新たな一歩」を踏み出すことの「意味」』〉
《ネット以外の『身の回り』にいくらでも、コロコロとあちこちに散らばるぐらいの『楽しみの数々の「ヒント」』があること》
を、この著書は、さり気なく、着飾ることなく、さらりと感じさせる著書。
私自身にとって『快い空気』を味わえたといっても過言ではないことを実感しながら…
ただ、ラストから、もう一歩、エピソードがあればといった印象だったので
☆は4つです。
*和洋折衷
*知らない『苦労』を知る。異なる人の立場を想像すること。
*視線を他に転じること。なんで、あんなものに『執着』しているか…幾度と『無駄なもの』を『買わずにすんできた』
*全てが無駄になっても『惜しくもない「価値」』
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2015年(専用除く~オリジナルセレクト)
- 感想投稿日 : 2015年11月17日
- 読了日 : 2015年11月17日
- 本棚登録日 : 2015年11月15日
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