【最終レビュー】
新刊。予約著書・9月上旬貸出予約。図書館貸出。
伊坂さんも、ここ最近はご無沙汰。1年半ぶりでした。
久しぶりの「伊坂節」
一つ一つのエピソードの内容が、ラストのエピソードの中での、時代ごとの絡みに絡み合わさった中
『更なる人間模様』として『奥深く凝縮された』といった感じで。
〈ボクシング、音楽、現代の時事の中に隠されているもの、リアルな人間関係、斉藤和義さんの歌詞の引用(伊坂幸太郎さんが個人的に大ファン)、正義、ミュージシャン・作家の定義、広告の定義〉
のネタをありとあらゆる所で、タイミングよく、上記の内容のいづれかを挿入させていく『描写』
[伊坂ワールドの存在感そのもの]
を改めて、噛み締めながら読み進めた『感触』を自身、つくづく楽しんだなといった実感がありました。
やはり『凝りに凝った、伊坂ワールド』
こんな感じで楽しめること自体好きなんです。単にそれだけなんですよ…
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2014年(専用除く~オリジナルセレクト)
- 感想投稿日 : 2014年10月12日
- 読了日 : 2014年10月17日
- 本棚登録日 : 2014年10月12日
みんなの感想をみる