芥川賞の表題作。読んでいるうちに怖いなぁと思ってきました。何が現実でどこからが妄想なのか。脳がそう思い込ませているのだったら、もう分かりようがないよなぁと。そして異常者を排除しようとすることの正当性。読み終わった後も、悶々としています。 他にも短編が収録されていますが、抽象的でよくわからなかったのと、虫が嫌いな私には少し気持ち悪く感じてしまいました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年1月7日
- 読了日 : 2014年1月5日
- 本棚登録日 : 2014年1月7日
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