SNSで、「ママ友のことを◯◯ちゃんママと呼ぶのは、子供の友達の親だから仲良くしているのだ、と予防線を張っているから」だと読んだことがある。この本ではそれがさらに身にしみた。
自分の子供が可愛いのは、わかる。
受験が、子供の未来のために必要だと考えるのもわかる。
登場する5人の母親とは違う、私は違う母親になるのだ!と思いながら読んだけど…そうかな?
親しみが憎しみに転じるなんてことざらにある。依存になり、憎しみになり…子供同士の関係がある以上、簡単に距離を置いたり離れたりできない親の関係の息苦しさを感じた。
人を妬んだり羨んだりする気持ちの描写が生々しく、読んでいてかなりしんどかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年2月26日
- 読了日 : 2017年2月26日
- 本棚登録日 : 2017年1月19日
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