難解! というか、正直映画としての完成度はどうなんだろうって首をかしげるところ。もう一度観たらまた印象がかわるかもしれない。今の段階ではあの映画は単に「日常」を描きたかったのではないかなあと。特に、非日常的な何かを描くことなく、たんたんに日常の生活を映し続ける。そんでもって、途中途中でテレビのニュースを挟むことで、日常の外側ではこういうことも起きているんだよーというごく当たり前のメッセージを配信する。単調すぎるせいか、目を凝らさないと身落としてしまいそうな映画だった。ハネケの作品はこういうのばっかしなんだけど。
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カテゴリ:
ミヒャエル・ハネケ
- 感想投稿日 : 2011年2月1日
- 読了日 : 2011年1月23日
- 本棚登録日 : 2011年2月1日
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