冬休み期間に読もうと思っていたのですが、ちょっと時期を逸しました。
『ワーキング・ホリデー』の続編です。
ホストの主人公・ヤマトのもとへ、彼の息子を自称する子供が転がり込んできてから半年、季節は夏休みから冬休みへ。
ヤマトの現在の職場である運送会社の年末年始の様子がよく書かれていて面白かったです。地域のことならなんでもござれの、優しく頼れるプロフェッショナルたち。
ヤマトと進だけでなく、血は繋がらないけれど彼らを大切に思う周囲の人々ひっくるめて家族、といった感じのほんわり温かなお話でした。こういう温かみがあるから、坂木作品は大好きです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
現代小説:お仕事
- 感想投稿日 : 2015年1月6日
- 読了日 : 2015年1月6日
- 本棚登録日 : 2015年1月6日
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