巨額粉飾 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2011年3月29日発売)
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本棚登録 : 211
感想 : 27
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小説としては特段面白いわけでもないが、
カネボウの粉飾事件の当事者が書いてるだけあって、リアリティがある。
わかりやすく書いてあるのだろうが、随分と杜撰で安直な手口に感じてしまう。こんなものでも監査する側しだいで何とでもなるんだな。。
ペンタゴン経営でカリスマ視された会長の扱いが「沈まぬ太陽」の時と真逆なのが面白い。まああちらはもっと作り話だろうが。
ノンフィクションのドキュメンタリーで書けなかったものだろうか?
エンロン事件のように。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2012年10月18日
読了日 : 2012年10月18日
本棚登録日 : 2012年9月10日

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