小説としては特段面白いわけでもないが、
カネボウの粉飾事件の当事者が書いてるだけあって、リアリティがある。
わかりやすく書いてあるのだろうが、随分と杜撰で安直な手口に感じてしまう。こんなものでも監査する側しだいで何とでもなるんだな。。
ペンタゴン経営でカリスマ視された会長の扱いが「沈まぬ太陽」の時と真逆なのが面白い。まああちらはもっと作り話だろうが。
ノンフィクションのドキュメンタリーで書けなかったものだろうか?
エンロン事件のように。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年10月18日
- 読了日 : 2012年10月18日
- 本棚登録日 : 2012年9月10日
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