([え]2-4)大金塊 江戸川乱歩・少年探偵4 (ポプラ文庫クラシック え 2-4 少年探偵)

著者 :
制作 : 東雅夫 
  • ポプラ社 (2008年11月18日発売)
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本棚登録 : 262
感想 : 15
3

シリーズの4作目。
怪しい人物が登場すると怪人二十面相だと思ってしまう癖がついてしまったようだ。二十面相じゃないかなと思った人物は、喜多村、明智探偵、中村鉱造、地下に眠る美しい女性、漁師のじいさん。暗号文の謎や牢獄からの脱出方法は推理できたが、二十面相が登場しない作品ということは気づけなかった。

小林少年が賊に渡した手紙の文面に小気味良さを感じたが、後に明智探偵になじられ、自分が叱られているような気分でした。

少年少女たちが喜びそうな、または怖がりそうなポイントがいっぱい詰まった、宝箱のような作品でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 推理小説
感想投稿日 : 2017年4月27日
読了日 : 2017年4月26日
本棚登録日 : 2017年4月27日

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