<前回までのあらすじ>
中学テニスの全国大会から数か月…。中学テニス強豪校のメンバー達のもとに“高校日本代表(U-17選抜)候補”の合宿への召集の報せが届く。一同に中学テニス部の強者達が再び顔を合わせ、アメリカへ武者修行に出ていたリョーマも合流する!!
“負けたら脱落”という仲間同士が潰し合う試合が行われ、中学生達は半分になった。U-17代表合宿所に残った勝ち組中学生は快進撃を起こし、上位コートに食い込む。さらに合宿所を去ったはずのリョーマ達・負け組中学生も合宿に復帰する。
そんな中、海外遠征を終えた“1軍”の20人が帰ってくる。彼らと合宿組で日本代表の座をかけた試合が行われることに。第三試合はダブルス。相手は全日本の№8遠野と№7君島。この二人に対抗するべく合宿組は木手と丸井が名乗りを上げる。一時は裏切りに走った木手だが、一人で全日本組と渡り合う丸井の姿を見て作戦を変更し、そのアシストに回った。善戦する合宿組だが、遠野の手から滑ったラケットが丸井の右目に直撃してしまう。丸井のカバーのため遠野の処刑技を身体で止め、ボロボロになる木手。そんな彼を襲う最後の処刑技――それは、遠野に最大の隙ができた瞬間だった。幸村の病気の治療のために君島の交渉に乗っていた丸井が割って入り、遠野の膝に球を当てる! 「遠野を潰す」という目的は果たしたが、勝利は全日本組の手に。だが過酷な試合を戦った二人の間には、確かな絆が生まれていた…!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年12月9日
- 読了日 : 2012年12月9日
- 本棚登録日 : 2012年12月9日
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